対面レッスンの日。
先日習った魔女トレを伝えるレッスンとなりました。

ご参加いただいたみなさま、お尻の筋肉痛や足の感度はいかがでしょうか?

さて、レッスン中に拇指球の位置が違うところだと思っていた、ということが判明したので
図解です。

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出典 ヤマケイオンライン
https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=551


足底には姿勢を安定させるための三点があります。
拇指球(親指の根もと)、小指球(小指の根もと)、踵(かかと)です。


この三点を結んだラインは横アーチ、内側縦アーチ、外側縦アーチといった「アーチ構造」をつくり、

衝撃の吸収やバランスの維持をしています。


間違ったフォームなどで、この三点とアーチに偏った負荷がかかってしまうと、

体の軸・姿勢にも影響が出てしまい、ヒザなどの関節痛を起こすこともあります。


正しく足底の三点支持ができているかどうかは、

足指の変形や、角質硬化、タコ、魚の目などから推測することができます。



足底にはバランスをとったり、地面の情報を得たりするセンサーであるメカノレセプター(感覚受容器)が多く存在しています。

魔女トレの西園先生も足裏は感覚器、センサーである、とおっしゃっていました。



足裏のセンサーの機能を目覚めさせる


「自分はかかと寄りに体重をかけやすい」

「拇指球がめくれやすい」

「小指側に体重が逃げやすい」など、新たな気づきがあった人もいるのではないでしょうか。


体重のかけ方だけでなく、足の指や足全体にも目を向けてみてください。

最近は足の指をうまく動かせない人や、足の指の握力が弱い人も少なくありません。


私のレッスンでいう

グーチョキパー運動、ピアノ運動、手と足指を握る

などです。


片足バランスのポーズに足の親指に体重を乗せて、といいます。

さらにつま先立ちの時、親指の腹でも床をとらえますが、母指球(親指の付け根)で立っていると思います。

母指球を浮かせて親指の腹で立てないし、親指で立とうとすると、母指球で立っているとおもいます。

ただ、母指球の位置がちょっと下だと思ってしまうと、指が浮いてしまいます。


足の裏は地面との唯一の接点ですが、地面の傾斜・状態や身体のバランス(重心)を察知する足裏のセンサーは、退化しています。


そのセンサーの働きを取り戻すためにも、エクササイズを続けてください。

やがて、足の裏がペタっと吸い付くような感覚が生まれます。


その感覚が養われるとたくさんの気付きや発見があり、楽しくなっていきますよ。