骨盤底筋を動かすことができますか?


妊娠の経験がある方をはじめ、最近ようやく認知度が上がってきた「骨盤底筋」という言葉。


どのようなものなのか、知っていますか?

 

ネットで検索してみると気軽に「鍛えよう!」とか「力を入れる」とか出てくるのですが

ピンポイントで意図的に動かすことは難しいのではないか、と感じています。

 


先日受講した、骨盤底筋トレーニングヨガの講師、

現役産婦人科医の高尾先生のお話で


「いま骨盤底筋に力をいれているつもりです~!」と自己申告している方の骨盤底筋をエコー検査で見てみると、実際は動かせていないことが多かったといいます。



なかなかコントロールが難しいのが骨盤底筋です。

 

それは、「骨盤」という部位の特徴によるものです。


骨盤は真ん中の仙骨と左右の寛骨(かんこつ)という大きな3つの骨で構成されています。


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上半身と下半身を繋ぐ大事な場所であり、背骨の始まりでもあり、生殖器を守るような頑丈な部位です。

 

出産時に仙腸関節、恥骨結合といった、

仙骨と寛骨をつなぐ場所が少しだけ開くような構造であるものの、腕を折り曲げるような動きではなく、骨は固定されすぼめるような筋肉の働きになっています。


骨盤底筋は

  • 存在自体が意識しづらい
  • 見えない
  • 鍛えても筋肉痛もおこらない


だから、コントロールが難しいのです。


直接的に動かしにくい骨盤底筋。

そこで、産婦人科医である高尾美穂先生が骨盤底筋に働きかけることができるオリジナルのポーズを考案し構成したのが「骨盤底筋ヨガ」です。

 

女性の多くが尿モレに悩むといいます。

パッドをするのも一つの解決方法ですが、必要ないに越したことはありませんよね。


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